ほとんど収入がない個人事業主ですが確定申告に行きました
残念ながらほぼ無職と言っても差し支えないのですが一応個人事業主なので先日「確定申告」に行ってまいりました。
2019年度もコロナ禍により別件で問い合わせた際にも税務署内は職員が総出でコロナ対策に当たっていた??らしくかなり忙しそうでしたが、今年は2020年度分の申請も4月15日まで延期となり税務署への相談も予約制となりました。提出に関しては直接持参でもOKとのことだったので、ちょうど関東では桜開花の時期ということもありお散歩がてら管轄の税務署まで提出しに行きました。
私の場合必要だった書類は以下。
・収支内訳書(一般用)
・所得税及び復興特別所得税の確定申告書B
結論から言うと「収入金額」と「通信費」しか記載することがなかったので非常に簡単でした。
ガチのフリーランスの方はこの時期になると領収書やら請求書やらで地獄の日々が舞い降りるようですが(実際経理として事務員をしていた頃は年末調整と年度末決算と株主総会の用意までの期間は末端でも結構落ち着かなかったです)収支内訳書のデータをそのまま流用すれば確定申告書Bに転記されるのでほとんどやることもなく逆に悲しくなりました。仕入が発生する類のものではないので売上原価の計算も必要ありません。簿記3級取得の際に必死に覚えた「仕入繰越繰越仕入」の謎暗記法も今ではすっかり意味も忘れました。もちろん弱小ブログに税金がかかるほどの所得があるはずもなく、経費を差し引いても奇跡的に残った所得金額に基礎控除(480,000円)を入れたら大幅なマイナス値。そのため税金の計算は不要。
開業届提出の際に「青色申告承認申請書」を提出することもしていないので青色申告の必要もなく簡素な書類となりました。
一応年間のおおざっぱな数字を見て「これはそもそも申告する必要があるのか?」と目を疑いたくなりましたが、Google先生によると。
AdSense での収益は課税対象ですか?
AdSense での収益は課税対象になる場合があり、税法の詳細は契約先の事業体により異なります。契約先の事業体を確認する方法をご覧ください。適用される税法を理解して遵守する責任はサイト運営者様にあり、Google が税務に関するアドバイスを提供することはできません。
support.google.com/adsense/answer/1714413?hl=ja&ref_topic=1727182
ということで課税対象か否かという判断が既に運営者に委ねられております。税理士さんにお願いする意味も全くないので自分で判断した結果。
ま、一応出しておこう!
いづれにしても勤務先がないので「給与支払報告書」が提出されているはずもなく、公的年金が支払われる年齢でもないので何かしらのアクションは起こさなければなりません。
後から調べなおしたら「所得が45万円以下」は余裕でクリアしていたので(悲しい)23区内に在住する私の場合は「特別区民税・都民税申告書」の提出だけでも良かったのではなかろうかとも思いつつ、確定申告でも別に問題はないようなので「ま、いっか」という結論に至りました。結局、健康保険や国民年金などの都合上により何かしら書類は用意して税務署に提出はしないといけないので手間としてはさして変わりませんでした。役所が最終的にどういう処理をしているのかはわかりませんが、あくまで私の場合は書類の形式が異なるだけでやっていることはほとんど同じです。
強いて書き留めるならば「収支内訳書」に記載する「売上先名」と「所在地」。ご覧の通り当ブログはGoogleアドセンス広告を使用させていただいているのですが、「そもそもGoogleってどこにあるんだ?アメリカ??」と資料をひっくり返しそうになりましたが…
契約先の事業体が Google Asia Pacific Pte. Ltd. の場合
Google Asia Pacific Pte. Ltd.
support.google.com/adsense/answer/3025029?hl=ja&ref_topic=1727182
8 Marina View
Asia Square 1 #30-01
Singapore 018960
というわけだったのでシンガポールの住所をそのまま拝借。多分アドセンスの申告をしているひとはこのご時世数多いらっしゃると思うので「あ、これね」とわかってもらえるだろうと確信。私は収益化できないので詳細にはわかりませんが、話題のYouTubeによる広告収入もシステムは同じなので収益化しているユーチューバーの方もこんな感じでやっているのかと思います。
(ププ。こんな収入で開業届出して確定申告?プークスクス!)
という声が今にも税務署職員の心から漏れ出でてくるのではないかと思いましたが(超被害妄想)所得がないことを申告しておくのも立派な申告です。
(そもそも開業届を出した理由は税務的なことより三日坊主になりがちな自分にとっていわゆる「自覚」が欲しかったからだ!)
と言い聞かせ、めでたく受領印をいただいて税務署を後にすることに。コロナ対策としてばっちり消毒液や待機列用のバリケードなどが設置されていましたが私が行ったのが時間がたまたまだったのかそもそも持参するひとが少なかったのか、税務署が開いている時間帯に直接持参するひとはちらほら…という具合でした。
という日常のひとコマでしかないわけですが、これもひとつの経験として刻み付けておきたいと思います。日々勉強させていただいております。
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