寒暖差疲労と冷えで無自覚に膀胱炎が再発して血尿まで悪化した小春日和
注)個人の経験談なので気になるひとは専門医にご相談を
日が落ちて暗くなるのも早くなりました。世間は3年振りくらいの開放的な冬ムードで繁華街ではイルミネーションやクリスマスマーケットなどの催事も見かけるようになりました。今の時期はコロナだけでなくインフルエンザや普通の風邪もこわいですが、油断できないとはいえかなり自由度の高い年末年始が戻ってきそうではあります。
今年の夏に親戚関連で揉め事が起こったため??にひさしぶりに抗生物質が必要だと感じるほどに悪化した膀胱炎になりました。小学生低学年~中学年の頃から無自覚に膀胱炎を繰り返しており、校庭で遊んでいる最中に頻繁にトイレに行ったり血尿が出ることもありましたが「きっと外で遊んでいるからおしっこ(陰部)に傷でもできたのかも」と勝手におしっこの怪我という謎の自己診断をして親に相談することもしませんでした。同時に親も気が付いてくれませんでした(←ちょっと八つ当たり)。
高学年になると生理が始まるコもいるのでさすがに考え方も変わっていたと思いますが、そもそも高学年から中学生くらいにかけては水も飲まずに外でずっと遊んでいるというようなことが減ったので膀胱炎的な症状もありませんでした。昔の小学校は給食の牛乳と校内の水道水以外は飲むものがなく、水不足と騒がれた頃は学校の蛇口の先がペンチか何かで捻り潰されるという物理的+教師からの注意による精神的圧力により安易に使えなくされているという今考えたら劣悪な教育環境でしたからうらみます。
そんなこんなで膀胱炎歴30年近い私ですが、先日また血尿レベルに達する膀胱炎を発症させてしまいました。考えられる原因としては以下。
・寒暖差などによる肉体的疲労
・いろいろあっての精神的疲労
・慢性的な冷え(昔からひどい冷え性)
・光熱費値上げによる暖房使用の渋り
電力不足や値上げ対策もわかりますが、結局体調を崩せば1回の診療と処方で3,000円は吹っ飛びますし、再診や精密検査、仮に入院ともなればお金だけの騒ぎでもなくなってきます。我慢しても何も良いことはないので、夏の熱中症対策と同じで暖房も適切に使用しましょうと自身を戒めました。カイロも絶妙に値上げしている気がしますが、少しでも安く買える時に徳用パックをまとめ買いしています。
さて、かかりつけの泌尿器科でさっそく診てもらったところやはり膀胱炎。真っ赤な尿と鮮やかな血が生理以外で出てきた時は「もはや腎盂腎炎まで悪化しているのでは」と不安になり夜間に何回も体温計で測り直しました。独特の下腹部の痛みのせいで悪寒や吐き気がするような気がして救急まで頭を過ぎりましたが、今までの経験からすると膀胱炎だろうな…ということで市販の痛み止めでやり過ごしていました。とりあえず安心。

抗生物質(セフゾン100mg)を食後に1日3回、5日間ぶっ通しで服用することに。抗生物質の鉄則は決められた用法容量をきっちり守り、症状が軽快した、消失したと感じても絶対に飲み切ること。膀胱炎の場合は2~3日もすればかなり楽になってきます。膀胱炎用の市販薬は漢方なのでつらい症状の悪化を防ぐなどの効果はあっても、がっつり尿蛋白が出ている&血尿が出ているくらいまで悪化した場合はおとなしく泌尿器科もしくは内科に行くしかありません。
膀胱炎の主な原因は「大腸菌」だそうで、おそらく誰のお尻に常駐しています。健康なひとであれば尿路に侵入したとしても排尿とともに洗い流されるそうですが、疲労が溜まり抵抗力が弱っていると大腸菌が膀胱で悪さをして、尿が濁る、尿からいつもとは違う変な匂いがする、排尿痛、下腹部痛、頻尿など著しく生活のクオリティを下げまくってくるいやらしい症状のオンパレードです。女性が慢性的にかかりやすいのは、ずばり尿道の長さが短いからだそう。冷えや疲労で体調を崩すと風邪にかかるみたいに案外簡単に発症してしまうので精神的にもきついです。
特に働く女性やバリバリ子育て中の世代は知らず知らずのうちに無理していることもあるかもしれませんが人体は正直なもの。疲労や冷えが気になる時は特に下半身をよく温めて、ショーツやおりものシートなども常に清潔に保つなど(あまり過度にキレイにすると必要な常在菌も殺してしまうと言いますが)なるべく安静にして炎症が治まるのを祈りましょう。まだ冬は始まったばかり。細菌やウイルスの感染予防を徹底して安心安全の年末を迎えたいものです。
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