先日みた夢が『進撃の巨人』みたいだなと思ったら現実になってしまった
コロナ禍で皮肉にも世界が同じ方向を見るようになったのかなと思っていた矢先の戦争。Twitterでは「第三次世界大戦」がトレンドになるなど日本でも世界でもロシアの核兵器を盾にしたウクライナ侵攻は衝撃的なものであります。
そもそも何が起きているのか
西欧諸国に対するロシアの牽制はずっと前からあったようですが(この辺の知識に関しては今時の日本人らしくかなり無知)ロシアのお馴染みプーチン大統領が宣戦布告とロシア軍によるウクライナ侵攻を始める前に、私は不思議な夢をみました。
#StandWithUkraine 💛💙
— Ukraine / Україна (@Ukraine) February 22, 2022
🎥: @dorosh_raw pic.twitter.com/5Cq7qbPCue
夢日記(夢の記録)はよくないという話はよく聞きますが、私が今回みた夢に関しては明らかに『進撃の巨人』の影響を受けている気がするのでちょっと書いてみました。
⚠️ #RussiaInvadedUkraine Today, on February 24 at 5AM, the armed forces of the Russian Federation attacked Ukraine. #StayWithUkraine, stay tuned for updates on Ukraine’s official sources and channels in English and support Ukraine in its fight for freedom and democracy in Europe. pic.twitter.com/MYGk5zmLz2
— Ukraine / Україна (@Ukraine) February 24, 2022
ここから先は私が睡眠時にみた「夢」の話です
実在の人物や団体とは関係ありません
主人公の「僕」はとある国の特殊部隊に所属する軍人で高度な戦闘スキルを有する兵士だった。
ある日、国内で"犬"が特殊なウイルスに感染したことが発覚し治療法もなく人間への影響も懸念されたため断腸の思いで殺処分されることになった。国内の犬たちはみな警察によって集められ、国の指示で広域に集められた。その様子をヘリコプターから眺めていたのが「僕」。しかし後方の戦闘機から大型の爆弾が犬とその犬を管理していた人間目掛けて落ちて行った。爆風の煽りを受けて「僕」とその仲間の兵士たちは命からがらそこから退避する。
兵舎に戻った「僕」は上官に強く抗議する。「なぜ犬を処分するだけなのに民間人もいる土地に爆弾を落とす必要があったのか」「わざわざあんな手段を取らずとも薬で安楽死させるなど方法はあったはずだ」と胸倉を掴む。上官は冷静に「私も何も知らされていなかった」と言う。泣きながら抗議する「僕」に上官は「薬で殺すも爆薬で殺すも同じこと、お前は今この注射で死ねるのか?」と「僕」の指先に注射針を向ける。
何を言われているのかさっぱりわからない「僕」に、謎の女性が近寄ってくる。兵舎にいるのに今まで一度たりとも見たことがない。彼女は「これからどうなるのか楽しみですね」と意味深な言葉とともに数名の兵士を引き連れて姿を消す。
どうやら内部にスパイがいるらしいと警戒を強める中、突然街中で狂暴化した市民が暴れ出す。彼らに理性はなく目に入った人間を殺すことしか頭にない。「僕」は兵士だが民間人を殺したくはない。しかし彼らから逃げるだけでは「僕」が殺されてしまうのは時間の問題だった。「僕」は「ここで死ぬわけにはいかない」と道端に落ちていた傘の先で戦闘狂と化してしまった民間人の耳を狙い頭を貫く。「僕」にとってはじめて"人間"を殺害した瞬間だった。
とここで目が覚めました。
喜怒哀楽の「怒」と「哀」しか感じられない上に着弾の瞬間や人間を殺める瞬間などの体感が妙にリアルだったのですが、もちろんこれは実体験ではなく今ならPUBGやAPEXなどのFPSゲームや、爆風で吹っ飛ばされる感覚などは遊園地のジェットコースターやVRや映画館での4DX/MX4Dなどの擬似体験が元になっていると思います。今では爆発や銃撃戦の様子などがインターネットを介してすぐに、しかも高画質高音質で確認できる時代ですので脳が蓄積された情報を整理をしてこの惨状を構築したのだとすれば材料には困らなかったはず。季節の変わり目とコロナ禍のストレスで睡眠の質が悪く眠りが浅い私は最近よく悪夢をみてしまうのですが、この夢に関しては妙に忘れられないというか「人間の脳ってよくできてるな」と逆に感心してしまいました。
典型的な平和ぼけ日本人かもしれませんが、私の祖母の姉は東京大空襲で亡くなりました。祖父も陸軍として戦地で敵の銃弾をお腹に受けました(親戚の間では作り話説が濃厚ですが5歳の私にだけ銃創っぽい傷を見せたので多分本当)。なので完全なる他人事ではありません。
第二次世界大戦前後と比べれば情報はSNSを通して世界中の一般市民にも公開され、戦地の緊迫感はより強く伝わるようになりました。破壊と殺戮と憎悪に触れると胸がつかえてきます。人類の歴史は戦争の歴史とはよく聞きますが、もはや現代人としてはシンプルに「嫌なことは嫌」なので暴力的な争いは本当に勘弁してほしいです。要になっている核兵器に関しても日本が世界で唯一その恐ろしい威力を"実証"しているにもかかわらず「核爆弾落としちゃうぞー??本気だぞー??(チラッチラッ」みたいな態度の国が多いことは普通にムカつきますね。吐き気を催す邪悪。
ゼレンスキー大統領は27日、ボランティアとしてウクライナ兵と共にロシア軍に対して戦いたい格国の方々へ、新しく設置されるウクライナ領土防衛部隊外国人軍団への動員を呼びかけた。お問い合わせは在日ウクライナ大使館まで。 pic.twitter.com/y1HePfsxOz
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) February 27, 2022
ファー??
あまり心身に悪影響をきたすようであれば情報から離れることも大事。ではあるのですが不況とテロだらけの学生時代を経て社会人になって視野も多角的になりある程度社会や組織というものを理解して(した気になって)しまうと、やはりどうしても完全に自分とは関係ないことだとシャットダウンできなくなってきてしまう。じゃあお前ひとりに何ができるんだと言われると、何もできません。無力です。
学生時代はアメリカ同時多発テロ(9.11)があり、ちょうどテレビの生中継で世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んで大爆発した際の映像を見てしまっていたのですが「映画みたい…」という言葉しかでてきませんでしたね。もちろん学校でも話題になり「東京に飛行機落ちてきたらどうしよ」「ディズニーランドやばくね」などと話したりもしていましたが、むろん「でも逆に落ちてきたらどうなるか(興味あるよね)」という思春期らしい超不謹慎な破壊衝動的意見も。私もあまのじゃくというか正々堂々と「ラブ&ピース」と叫べるタイプでは当時なかったので、海の向こうの惨状を普通の感覚では捉えられていなかったというかどうしようもありませんでした。
今は難しい理屈などは抜きに「もうやめてくれ」という言葉しか出てきません。
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