#雑感

東京の雪は雪ではない!!東京生まれ東京育ちが東京のバカ雪を徹底解説するよ

2022年1月14日 

注)受験などを控えたひとは縁起が悪いので注意してね

年末年始早々強烈大寒波の襲来により東京都内でも雪が降りました。都心での降雪自体は年に1日あるかないかくらいのものではあるのですが、即時にとけないレベルの積雪となると話は別。

はじめて雪の恐怖を味わった幼児期

私が人生ではじめて雪道を「こわい」と思ったのは5歳前後かの幼児の頃。その時はまだ両親の仲が良かったので(涙)おそらく私が生まれて歩けるようになってからはじめてアスファルトが真っ白に覆われるくらいの雪が降ったためか、外に連れ出してくれました。途中坂道があったので、私を真ん中にして両親が手を繋いでいてくれたのですが(今考えると超理想的な家族の図)まだ通常の歩行もおぼつかない私はずるりと滑ってしまいました。泣いたりはしませんでしたが呆気に取られたため、なぜかもうずっと前の話なのによく覚えています。ある種の軽いトラウマみたいな思い出です。小さいこどもが道で足を取られるのはよくあることとしても妙に記憶にこびりついていますね。

もはや冬の風物詩であるマウント合戦

もはや冬の風物詩でもあるのが1cm~5cm程度の積雪で大混乱になる東京中心部がテレビなどで取り上げられ雪に強い地域のひとが「大袈裟すぎ」と嘆き嘲笑いそれに対して都民が「田舎者」と煽り返す不毛な戦い。今年から??「雪マウント」「雪国マウント」という正式なスラングが命名されちょっぴりメディアをざわつかせていました。

実際に新宿や渋谷や池袋などの副都心に通勤通学していた筆者としては、昔から思っていたのはやはり「東京は雪に弱すぎる」ということ。これに関しては雪国出身の方々にプークスクスされても至極当然というか滑稽ですよね。極寒と思われる日にデコルテ丸出しの東北出身の友達に「風邪を引くよ(コロナ禍前のこと)」と心配したところ「この程度の寒さで音を上げてどうする」と全身貼るカイロと防寒具だらけの私は叱咤されました。

これが東京の"雪"だ!!

10cm
筆者が好きなAA(アスキーアート)
うまく表示できないので割愛

ただひとつ言えるのは東京の雪は雪国の雪とはまるで違って風情や情緒みたいなものはほぼ皆無です。以前12月に仙台に行ったことがあるのですが、ちょうど雪が降り出してきて驚愕した私は傘を差そうと思ったら誰も差さない上に地面に降り積もる雪が全くとけないのです。履いていたスニーカーでぐりぐりしてみてもまるで米粒が落ちているみたいで「おーこれがパウダースノウだ」とにんまりした記憶があります。こちらでは「べちゃ雪」と呼びほとんど粉雪のようにはなりません。翌朝には積もることもなぜか凍ることもなく消えていました。表現が難しいですが、冬に雪が降るのが当たり前の地域はきちんと共存している感があって勉強になりました。

夜道は特に危険です

いつだったかに東京に吹雪くタイプの大雪が降ったことがあり、さすがに放っておくと外に出られなくなる状態だったので何か最新の便利グッズはないかと吹雪の中を歩いて(降っている最中がいちばん歩きやすい)近所のホームセンターに出向いたところ雪かき用の四角いプラスチック製のスコップや除雪剤は売り切れて入荷未定。幸いスコップは家にあったので玄関周りはスコスコさせてどけましたが、そもそも雪を捨てる場所がないので邪魔にならない場所に山盛りにするしかありません。もちろん道路の排水溝は雪で塞がっていて水も流れない。

というようなわけで、年に1回あるかないかの天候によりいざ数cm積もってしまうとお祭り騒ぎです。そしていちばん怖ろしいのは降った後。以下に個人の見解ですが何が恐怖なのか段階別に解説というか熱弁いたします。

個人的にいちばん楽なのは降っている時

安全:完全に道路が乾いている

もう何の問題もありません。普段通りに歩けますし車もガリガリ音をさせることもないので平穏な日常を取り戻した証拠です。でも通勤通学が怠いのには何の変わりもありません。

意外と安全:水を含んだシャリシャリ雪

シャーベットみたいな状態になった雪です。そのまま気温が上がってくれれば水となって流れてくれますが、夜になって氷点下などの悪条件を喰らうと翌朝にトゲ状態になるのでどちらに豹変するかは神のみぞ知るところです。それでもこの状態なら歩く分にはぐしゃぐしゃの水たまりを進むのと似たような感じなので不快指数はありますが恐怖感はさほどありません。

意外と安全:タイヤ痕があるガリガリ雪

前述のシャーベットが数多の車両の通行によってタイヤ痕が付いたまま凍結してしまった状態。その代わりに逆スパイク状態になっているので、もちろん用心は必要ですがタイヤ痕の溝を踏むようにすれば滑る危険は意外と下がります。

吸水性??が良い公道はかなり嬉しい

恐怖度1:道路が濡れているように見える

この「~のように見える」というのが東京の降雪後の怖いところ。よくネット上などで「こうして歩けばいいのに」「なぜわざわざ革靴を履くのか」というような至極常識的なコメントを見かけるのですが、ぶっちゃけ「滑る箇所だと認識や判別ができない」というのが厄介なところなのです。おそらく革靴やヒールを履いてきてしまったひとは「そこまでではあるまい」と思ったのかもしれませんが、単に濡れているだけのように見えるアスファルトでもミリ単位かよ!!とブチ切れたくなるような極薄の氷上になっている(要は単なる路面凍結ですが)場合があるので既に結構恐いです。

恐怖度2:道路がわずかに光っている

これも「~のように見える」シリーズ。このアスファルトは光をよく反射して綺麗だなぁと思ったら要注意。雪かきや通行でも流れきれなかった雪どけ水が芸術的なまでに凍っている可能性があります。注意深く歩けばそんなに恐くはありませんが、ただの水の反射だと思って油断すると盛大に足を取られる危険性があります。

恐怖度3:粉砕した雪が散らばっている

これはタイヤ痕の逆スパイク上とは違い、微細な氷の粒がアスファルトの溝に入り込んでいる状態です。そのため「あ、なんかいけるかも」と思った時にグイっと体を持っていかれることがあるので、このトラップにかかってしまうと完全に疑心暗鬼にとらわれます。この辺りから歩行に神経を全集中させるようになりそろそろ胃が痛くなってきます。

恐怖度4:凍結した雪の塊が覆っている

これは一目瞭然のスケートリンク状態です。明らかに危険な匂いしかしないので、余程の猛者でない限り避けて通ります。一部とけて安全地帯になっていれば安心なのですが、どこにも足の置き場がない状態だったら詰みです。これは人通りや車両の通行が多く行政や民間の企業などの手が頻繁入る都心部や広い道路ではあまり見かけませんが、住宅街の細い道などは玄人の手が入らない(ぶっちゃけ中途半端だったりする)ので、仮に勤務先が中心部の場合は自宅から最寄り駅までの道がいちばん時間がかかったりします。冬は日照時間が短い上に太陽が差し込む角度(太陽高度)が低いので日の光を遮りやすい建物が建っている場合には気温が上がっても結構しつこく残っています。

恐怖度MAX:境目が多すぎて見てもわからない

いやここまでの状況は東京じゃなくてもどこでもあるよ、と思われても当然かもしれません。なので東京で雪が降った時の真の恐怖はこれなのです。積もったりとけたりしてるけど、もうわかんない。これは「明らかにやばい」と思われるところを避けて歩いていたら安全地帯と思われたところが実は凍結していて(安堵感も相まって)踏み込んだ時に思いっきり足を取られるパターン。東京の雪のいちばんの恐怖はこれです。そもそも雪かきをしても全ての雪は絶対に取り切れず、トラップレベルの極薄の氷がアスファルトに根を張っている危険性があるため気温の上昇や直射日光による自然融解を祈るしかありません。(←却って公道を傷めたり通行する車両に影響すると危険&買うにしても手に入りづらい上に高いので融雪剤という文化もあまりないです)

絶望的:乾いていない坂道

もう気合で乗り切るか迂回するしかないです。

ということでおめでたいとは言いつつ何かとわずらわしいことの多い新春(ド真冬)。ついつい「こっち(自分たち)の方が大変だ!!」と喧嘩になるのは個人間でもよくあることですが、相手の事情と取り巻く環境を加味してお互いを尊重できるような寛大な心を持ちたいとは思うものの感情のコントロールは難しい。とりあえず雪に関しては東京は数日でとけてなくなりますが雪国の場合は春がくるまで危険が伴いますので除雪作業や移動の際は気を付けて暖かくしてくださいませ。最近もメディアで雪による事故や被害を目にして「東京の雪ってカスだよな…」と思いました。今後も「仲良く喧嘩する」感じで、東京の脆弱性に関してはお手柔らかにお願いいたします&雪に慣れているとはいえ危険なことや無理はせず気を付けてください。

毎日の情報を発信する立場であり
北海道出身の安住さんが良いこと仰ってました

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