【パスタ界の二郎系】意識低い系パスタがウマァイ!!
他の記事でも申し上げている通り、体質によるものなのか私は健康な方と比べると極端に少食です。夏場はウエイトゲインのプロテインを飲みながらナイキのトレーニングアプリをスマホに落として「ワークアウト」なるものをやっていたのですが、慣れないことは続かない。昨年の秋冬なのに真夏日などといった逆転気候によりすっかりやる気をそがれ、真冬になった今では暖かい場所をさまよい求めて微動だにしません。
そんな私ですが、最近はもっぱらパスタがあつい!!!イタメシが流行ったのはだいぶ前ですし今更パスタ?という感もありますが、今は「意識低い系パスタ」がマイブームなのです。語弊が生じるといけないのですが「意識低い系」は言葉のあやです。
正確にはテレビで紹介されたのをきっかけに「リーマンパスタ」と言うらしいですね。以下に私が好きなお店をご紹介。
JINJIN(ジンジン)
どうやらチェーン店のようですが、都内では新宿にしかない※模様。好きな味なのでもう少し展開して欲しいところでもあるのですが、しかしその遭遇レア度が魅力をマシマシにするわけです。
新宿東口を出てアルタ方面に向かい、紀伊國屋ビル向かって右側にある地下へと続く階段を降りるとファーストキッチンの真向かいにあります。オススメは【明太クリーム(¥760)】に【+ポテトサラダ(¥100)】をトッピング。グルメ語彙力に乏しいので美味しさを言葉で上手く表現できないのが非常に歯がゆいです。
メニュー表を見た感じナポリタンやミートソースなどの王道が推し+人気のようですが、私がこのお店を訪れた際はほぼ上の組み合わせをお願いしている気がします。パスタを注文するとセットで無料ドリンクが付いてくるのでお得感があります。
さて、店内は厨房を取り囲むようにくるくるの丸イスが設置されたカウンター席のみです。場所によってはアウターを引っ掛けるハンガーがありますが、基本荷物を置く場所はないので正直ゆっくりくつろげる雰囲気ではありません。もはや駅前の蕎麦屋のような回転率に近いので、私のようにちんたら食べる(本当にすみません)方には落ち着かない空間かもしれませんが、癖になる味なのでリピート率は高いと信じたいです。
ファーストキッチンはインスタグラムで応戦
向かいにあるファーストキッチンも定期的に新作パスタを提供しているのでそちらになびきそうにもなるのですが、FKの【熟成博多明太子(¥580)】と比べてしまうとJIN2が圧勝です。価格も製法??も違うので比較するのも違うかもしれませんが。
今のところ休日しか利用したことがないのですが、少々お得な日替わりランチもあるので平日のぱっぱの強い味方かもしれません。ありがたやありがたや。
2021/5追記)
コロナ禍に伴いカウンター席にパーティションが付きました。きちんと対策されておりますので安心です。
2021/11追記)
残念ながら新宿店は新宿紀伊國屋ビルの耐震工事により2021年7月15日をもって閉店しておりました。はじめて知りましたがあのビルは「東京都選定歴史的建造物」ということで由緒正しき建物のようです。なんとジンジン新宿店は1970年にオープン、約50年もの間を通してサラリーマンたちの胃袋を満たしていたようです。そんな伝統あるパスタ屋さんが閉店するなんて…とやや絶望の淵に立たされていましたがここで朗報。2021年12月22日に移転して再始動ということで歓喜しております。
こんにちは、生パスタ専門店のジンジンです。やっと移転先が見つかりました。12月22日に新宿2丁目にオープンします。皆様に会える日を楽しみにいています。
— JINJIN新宿 (@jinjin_shinjuku) November 3, 2021
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またあの味が食べれられる喜び!!
スパゲッティーのパンチョ

こちらは都内に数店舗構えているようなので、知名度としては高いようです。
私はまだプレナ幕張店しか行ったことがないのですが、はじめてお店を発見した時は衝撃が走りました。まず食券を買います。さして驚くことでもなさそうですが、スパゲッティー屋なのにまるでラーメン屋のようなシステムにウキウキが止まりません。

休日のお昼時で繁盛していたので食券を購入後は店外で席が空くのを待ちます。店内はテーブル席とカウンター席があり、テーブル席に通されれば少しはくつろげるかもしれません。それでも基本的に休憩ではなく食事をとるのがメインなので、食べ終えたら早々に退店するのが多分暗黙のルール。
このお店はナポリタン専門店だそうです。しかしながら最近私が注文したのは期間限定だったか店舗限定だったかの【タルタルチキンミートソース(¥失念)】!!!

左で山盛りになっているのがタルタルソースのかかった鶏南蛮。そして右で山盛りになっているのがミートソーススパゲティです。
ここの麺はなかなか極太です。油でぎとぎと(ほめてます)、トッピングはこれでもかという程に高カロリーのものをブッ込んでいます。席に粉チーズやタバスコが置いてあるので自由にふりかけ放題です。お水はセルフでいくらでもどうぞ。
これは正直度肝を抜かれました。パスタはもっと女性や子供向けで少量、もしくはこじんまりとした昭和な喫茶店で出してくれるシンプルなメニューだと思っていました。そんな既成概念を打ち破るこのボリューム。これは驚愕を通り越して感動です。パスタの常識を覆す当メニューを世に送り出した勇気に拍手を。
学生風の若い男性が「全部のせ」を注文しているのを発見した時は思わず目を見張ってしまいました。全部のせとはナポリタンやミートソースをベースに「目玉焼き」「厚切りベーコン」「ハンバーグ」「チーズ」をやけくそ状態でのっけた究極体です。スポーツマン系男子にはたまらないかと思いますが、私の年齢では見ただけで胃液が上がってくるので残念ながらこの手で拝むことは叶いません。
これだけ高カロリーなのでさすがに何度も食べられませんが、たまーーーーーにふと食べたくなる悪魔のパスタ(ほめています)だと私は思っています。
2020/7/30追記)
もろもろの騒動で全く気が付きませんでしたが、新宿南口に新店舗がオープンしていました!!新宿には東側の方に1店舗あるのですが、個人的には南口側の開けた感じの方が落ち着くので入りやすそうだなーと思いました。落ち着いたら是非おじゃましたいです。
2020/11追記)
以前は気が付きませんでしたがテイクアウトメニューも発見。店内で完食することがなかなか叶いそうにないので自宅に持ち帰りゆっくり食べることにしました。注文したのはベーシックなナポリタンの中盛400g(820円でサイズは変更可)でしたが温めなおすために自宅の別皿に移したところボリュームに驚愕。


ガッツリ系パスタがぎっしり
電子レンジで軽くチンして別途付けてくれた粉チーズを混ぜたら普通に美味しくいただけました。店内では食べ切れないなど不安がある方はテイクアウトがおすすめ。
2021/12追記)
パンチョがまたやりました。やらかしました。そう言われればなかったなと今更になって思う初の"醤油系"が期間限定ということでパンチョしてしまいました。


ツイートした通り「バター醤油ではない」です。でもなぜか受け入れてしまう旨さで「これはバター醤油なのかもしれない」と味覚が侵略されてきます。秋限定ということなので提供しているお店と既に販売終了しているお店とあるかもしれませんが、我こそはガリバタの覇者だと思われる方は見かけたら是非食べてみてください。
先日注文してしまったおパンチョ🍝メニュー名は「初の醤油系!秋限定3種類のきのこたっぷり!"燻製ベーコンのきのこバター醤油"」→うまい‼️でもこのテッカテカに加えてものすごい量のにんにくでもはやガリバタ。さすがパンチョは常に想像の裏を突いてきます🤪#パンチョ #バター醤油 ではない pic.twitter.com/2m2TznJJDF
— ほちょこ (@e_hocho) December 7, 2021
ちなみにレジ袋有料化に伴い持ち帰り用の容器が有料(税込100円)になりました。
ロメスパバルボア
近いうちに是非行ってみたいお店のひとつです。上記2店のような二郎系パスタを求めてネット上を彷徨っていたところ偶然見つけて大歓喜しました。どうやら同じくパスタチェーン店の「カプリチョーザ」と系列店らしいですが、トップページの迫力を見ると姉妹であることを疑わざるを得ない。
日本橋や神田などビジネス街や学生街を中心に数店舗展開されているようなので、時間を選べばゆっくり(??)食べられそうです。
メニューだけで問いかけたい事案満載ですが、ひと通り食べてみたくなるのは何故でしょうか…。個人的には【しょうゆアサリ】の麺のテカテカに惹かれるものがあるので、注文するとしたらコレかもしれません。ちなみに女性に1番人気は【明太子】との事。どこのお店でも明太子やたらこのスパゲティは女性人気が高いんですね。
「焼きスパゲティ」という新名称が好奇心にざくざく刺さります。メガ盛りで1,000gもあるという炭水化物メテオに戦慄しながらも、できれば元号が平成であるうちに行ってみたいものであります。(行けませんでした)
【番外編】ジャンクガレッジ
ジャンクガレッジ www.junk-garage.net/
もはやパスタではなくがっつり二郎系ラーメンなのですが、こちらもオススメなので併せてご紹介。埼玉県内を中心に展開している「男のラーメン」屋ですが、店内を見渡すと女性からも結構人気があるようです。お願いすれば野菜・にんにく・あぶらを無料でトッピングしてくれるという大判振る舞い。胃が弱い私は最初のひと口で美味しい!!と満足してしまい全部は食べ切れないのが悔しい。


以前は幕張にも店舗があったのですが、テナントの改装に伴い残念ながら閉店。東京、千葉、埼玉、神奈川に店舗を構える系列店のつけめん専門店「舎鈴」は上品な内装になって残りました。こちらも太くてコシのある麺が濃い味の魚介スープと絶妙に絡んで美味しいです。

※無料トッピングなしで¥680-

越谷レイクタウン店は広大なフードコート内にあるのでおひとり様でもファミリーでも気軽に食べられると思います。敢えてデメリットを挙げるなら車がないと行けない場所に多い感があるのは正直ちょっと不便。
こんにちはジャンクガレッジ です!皆様お待たせいたしました!本日より全店にて「冬の風物詩埼玉辛い味噌ラーメン」販売開始です!是非食べに来てくださいませ!🐽冬季限定です🍜 pic.twitter.com/HaQAQHLr9u
— ジャンクガレッジ (@_junkgarage) November 26, 2021
もはや埼玉県のソウルフード
舎鈴 www.tsukemen-sharin.com/
先述のつけめんは女性にもおすすめです。魚介ベースの汁にもはやうどんにも似た太麺をばっちりつけていただきます。味玉やチャーシューなども美味しいのでずっと麺のターンで飽きるということがありません。

【番外編2】ぶぶか
ぶぶか|汁なしの油そばと東京風醤油とんこつらーめんの店 www.bubuka.top/
明星とカップ麺でコラボしていたりもします
こちらも有名な油そばのお店です。本店は吉祥寺のようですが先に挙げた新宿の「JINJIN」と同フロアにも店舗を構えており(こちらもビル耐震工事のため2021/7に閉店)実は同じ系列店です。同店の名物である汁なし油そばもかなりがっつりしていて攻撃力は半端ないのですが、もうひとつおすすめなのは「台湾まぜそば」です。

これをぐぬりぐぬりと混ぜて食します
ご覧の通りとっても色鮮やかなので混ぜちゃうのが惜しいくらいなのですが混ぜます。そして食べます。私は試食程度にいただいたのですが率直な感想としては「辛い!!!」でした。台湾まぜそば自体がそういった味付けだそうですね。卓にお酢が常備してあるのでもう少しマイルドにしたいなぁという場合にはかけ放題なので安心です。無料で半ライスが頼めるので最後の〆として麺と混ざり切らなかった具や脂の残りにブッ混んで完食するのが通の完食の仕方みたいです。

あっさりめが好きな方はらーめんも美味しいですよ
油そばはよく絡まるように太い縮れ麺ですが、らーめんはどこか懐かしい感じのする細麺のしょうゆらーめんです。すぐ食べるとちょっとカタ麺な感じなのでお腹が弱いひとはよく噛んで食べた方が良さそう。パスタはちゅるんと食べられますがガチのらーめんはもはや「戦い」なので二郎系パスタと二郎系らーめんはあくまで別物です。念のため。
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