#雑感

都内の施設設備を子育世代目線で調査だ!!(2022/5現在)

2022年5月7日 

怒涛の10連休とされたゴールデンウィークも終盤となりまして(現実はカレンダー通りの通学や出勤で連休にならない、サービス業等は休めないなどが多々)私は友達のおこさまと遊ばせてもらう機会があり非常にチルアウトなウィークとなりました。

実際「かわいい」だけでは済まないのが子育てということは大変勉強になっております。こどもと接している間はおこさま笑顔ブーストにより軟弱な私でも謎の体力を発揮するのですが、ふと我に返ると筋肉痛でぐったり。なのでお母さんが毎日全力でこどもと向き合って遊ぶのはかなりすごいことだと思っております。実際にはできないということで、周囲の協力を得たり巧みな技術で眠らせたりとメリハリをつけているようです。そんなこんなで束の間ではありますがこどもたちとおでかけをして気付いたことなどを記録。少子化悩むなら金をくれ(結論としてはこれが超本音)。

意外と普及していないバリアフリー化

私もパニック症という発作性の持病を抱えて10年以上が経ちますので、割と公共の設備面(特にゆっくりできるベンチや自動販売機、清潔なトイレなど)に対してかなりアンテナを張っている時期がありました。というか今も張ってはいますが、最近は外出先で強い発作に襲われることがなくなってきたのでだいぶ余裕は出てきました。そして感じたのがこれ。

さて、ベビーカーでの移動やよちよち歩きが始まった赤ちゃんをお守りする立場だとひとりなら「いつものこと」と思うしかない都心部の雑踏もさすがに危険すぎ。渋谷の中心部なんかは吹っ飛ばされそうで連れて行くのがはばかられます。まず何年も前から『バリアフリー化』と叫ばれているにも関わらずスロープやエレベーターなどの設備が充実しているようには思えません。

一応「車いす・ベビーカー優先」となっているエレベーターもありますが、休日ともなれば若者でぱんぱん。小さいこどもが一緒にいることで内なる母性が目覚めた者は鬼となるようで、実母である友達はどう思っていたかはわかりませんが少なくとも私は「お前らせめてエスカレーターでも良いからそっち行けや!!」とは思いましたね。そういう若者に限ってばっきばきにおしゃれしてスタバ片手に「痩せたーい」とか言ってるパターンなので(←超偏見)お嬢さん矛盾してますよと教えてあげたい。しかし悲しいかな、それはきっと過去の私たちの姿でもあるわけです。私自身も同行しなければこんな感想が出ることもなかったかもしれませんし、結局その当事者にならないとわからないことが今の世の中には山積みです。それがバリアフリー化がなかなか推進に至らない一因でもあるのかもしれません。

まだまだ父親には入りにくいベビールーム

友達の赤ちゃんのおむつ換えなどで先日はじめてベビールーム(おむつ交換や授乳ができる広めの部屋)に入りました。率直な感想としては秘密の花園。女性と小さな赤ちゃんで咲き誇っているので「むさ苦しい男親は入りづらそう」というのが率直な感想。仮にゴリゴリの喫煙者だとしたら臭いも一緒に連れてくることになるので、他の保護者は良い顔はしないかもしれません。

愛の分だけこども(の体重)は意外と重いですので、男性側がベビーカーの管理やこどもの抱っこをしてくれる方が出産と授乳で栄養を吸い取られ疲労困憊の女性にとっては助かると思います。男性も育休を取得する時代へと価値観も変わってきていますが、逆にサービスを提供する施設側が『ママ』感を前面に出してきてしまうと「俺の出る幕じゃないな」と男親に感じさせてしまう懸念もあるなあとは感じました。これだとシングルマザー(母子家庭)もそうですがシングルファザー(父子家庭)にとってもまだまだ厳しい環境。なかなか難しいです。

赤ちゃん連れは意外と行く場所がない

着の身着のまま、ひとりで繁華街をうろつくのでしたら何の心配も苦労もありませんが、まだ目が離せないおこさまがいたらそうはいかない。小学生以上になればある程度(小学生の子をもつ親をターゲットにした)環境も徐々に増えてきますが、特に低学年~中学年なら危なっかしいのには変わりはない。7歳前後の私は外出先での唐突な尿意や便意や体調不良でよく母を振り回したものです。昔はペットボトル飲料がなかったので自動販売機の前で「のどがかわいた」と言うと渋々買ってはくれるのですが、結局飲み切れないので母親がプルトップ缶を飲み干す羽目に。

例)新宿タカシマヤタイムズスクエア

例)池袋サンシャインシティ

昨今はスマホを使いこなしコスパに敏感な「Z世代※1」をターゲットにした商戦が主体でありますので、街で見かけるのはTikTokや Instagramのバズりに最適と思われる施設がかなり多くなってきました。

1)ジェネレーションZ(英: the generation Z)、Z世代(ゼットせだい)とは、概ね1990年代中盤から2010年代序盤までに生まれた世代のことである[2]。生まれながらにしてデジタルネイティブである初の世代である。ジェネレーションY(Y世代、ミレニアル世代とも)に続く世代であることから「Z」の名が付いている。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』"ジェネレーションZ"より)

私は小さい頃にWindows95がヒットしたミレニアル世代です。友達とよく親のパソコンで遊んでいました。

例)東京スカイツリー&ソラマチ

行ける範囲内にお店があるならば、ハニトーで有名な『カラオケパセラ(www.pasela.co.jp)』はおすすめです。私の若かりし頃の記憶ではアニソンが充実していて(DAMやJOYSOUNDなど機種を指定する必要がない)ヲタク御用達みたいなイメージだったのですが、今では「カラオケパセラの歌わないプラン」が大人気。学生御用達のような一般的な格安系カラオケボックスとは一線を画しており、もともとバリリゾートをコンセプトに清潔感のある内装と充実したサービスやアメニティなどが特徴的なお店ではありましたが、コロナ禍の影響を逆手に取ってか多種多様な目的で個室を利用できるというサービスに需要が高まっているように感じました。

いつ泣き出したりプチ暴れん坊になるかが親でもわからない小さな乳幼児を、周囲の目を気にすることなく食事や休憩ができる場所に連れて行けるなら精神的にもかなり安心だと思います。せっかくこどもが喜んで遊んでいても「うるさいと思われる」と気を遣いながらトーンを下げさせるのはかなり難しいはず。

おむつ用のゴミ箱があるだけでも助かるらしく、臭いがもれないタイプの紙おむつ専用ゴミ袋を持参していることすら最近はじめて知りました(私の母も知りませんでした)。私も清掃のバイトの頃に女性トイレに併設されている紙おむつ用ゴミ箱の中身を片付ける作業をした経験がありますが、臭いより「重い」というのが印象的でした。ちなみに生理用ナプキンも専用のゴミ箱に開かないようにきちんと丸めて捨ててもらえれば処理は楽です。まだ哺乳瓶でミルクを飲む赤ちゃんは、いったん白湯(70℃以上)で粉ミルクを溶かしてから温度を人肌くらい(40℃くらい)まで下げないといけないので手間と時間が必要。そのためお湯の提供や瓶を冷やすための氷嚢のようなものがあると便利のようです。最近では常温でそのまま飲める液体ミルクもあります。

自身の親世代との価値観の乖離

これは家庭によりけりだと思いますが「私があんたを育てる時はこうだった」という超先輩マザー(実母や義母)による指摘が入る場合があります。私は今子育てをしているわけではありませんが、私の母は「昔は紙おむつなんて一般的じゃなかった」「ベビーカーは使わずにおんぶして出かけた」「父親が頼りにならないからひとりで何もかもやった(今で言うワンオペ育児)」などの愚痴が30年以上が経過しても尽きることがないので、心の底では"今の母親は楽な方よ"とでも思っているのではないかと邪推したことがありますが「もっと結婚や出産に対して福祉を充実させるべき、賃金は下がり物価が上がり続ける若い世代は苦しいはずだ!!」と申しておりますので世代間による不平等のようなものを主張したいわけではないようです。ただ単に気難しい私の育児が大変だっただけ。

それでもなかには、特に娘や義娘をもった女親の場合は口出ししてくることに悩んでいる親もいるかもしれない。でもこどもにとって何がいちばん大事かというのを念頭に親族一同で協力し合うのが理想ですよネ。

赤ちゃんとバカにすることなかれ

まだ首が座ったばかりでおしゃべりもたっちもできないくらいの赤ちゃんを公園や繁華街などひとが集まる場所に連れてきているのを見かけるかもしれません。おこさまが苦手な方は「どうしてこんな赤ん坊をこんな人混みに連れてくるんだろう」と思ったりもするかもしれませんが、そんな生後半年程度の赤ちゃんでも五感をフルに使って周囲の状況をよく見ているなというのを痛感して生命の力強さすら感じました。

よく「あのこはボーっとしてて何を考えてるのかわからない」とか「どうせ聞こえてないし聞こえててもわかんないから」と言って過激な発言やこどもの自尊心を傷付けるような発言をしてはいないでしょうか。というのも、私がその手の(おとなには扱いにくい)こどもだったので「どうせわかってないだろう」と完全に置物にされることが多く両親や親戚同士の喧嘩などに付き合わされてすっかりまいっていました。こどもは周囲のおとなたちの殺伐とした空気を敏感に読んでしまったり自分の感情をうまく言葉で表現できないだけで、実際はガラスの心を持った感受性の塊ですので「おとなしいから放っておいても大丈夫」は違いますと私は思います

* * *

ずっとお母さんのお腹の中だけが世界の全てだった赤ちゃんも、ぴぎゃー!!と生まれたその先には無限の知識や可能性が拡がっております。たかが赤ちゃんと侮るなかれ、既に彼ら彼女ら彼彼女らは人間としてより善く自分の人生を生きていくための学びが始まっているのです。保護者のみに限らず我々おとなたちにできることは、そんなこどもたちが喜怒哀楽を自由に表現しながら不器用にそして時に逞しく世界を感じ取っていくその生命の強さを見守ることなのかもしれません。

参考:
森永乳業 妊娠・育児情報サイト「はぐくみ」 ミルクについて ミルクの作り方(https://ssl.hagukumi.ne.jp/milk/makemilk/)2022.5.7

ちなみに私は出産育児経験ありません
生意気言ってすみませんでした

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