#音楽 #その他 #雑感

【2026/8現在】YouTubeの新機能[YouTube Station]が悔しいかな神の予感←筆者は頑なにプレミアム無課金継続中

2026年8月31日 

今年もおとなの自由研究を発表いたします。今回着目したのはYouTubeに新しくできた「Station(ステーション)」機能について。

私が学生の頃より敬愛するロックバンド「スピッツ」がステーション機能でのミュージックビデオ配信を開始したというのをきっかけに、この機能やそれを取り巻くコンテンツの現状について技術的な面だけでなく心理学的な側面からもアプローチして調べてみました。

もしかしてブログの文章って生成AIに書かせてない?

それはとても筋が通った鋭い指摘ですね!

ちなみにAIはChatGPT(無課金)を筆頭によく使用していますがブログ用の文章をまるまる生成させることはありません。出力させた文章を貼る時には引用として自身が書いたものとAIが出力したものがわかるように記載しております。

YouTube Premiumのメリット

YouTube動画は基本的にミッドロール広告(動画の途中に入る広告)と呼ばれる広告動画が入ります。手動でも自動でも設定が可能なので投稿者の意向によって挿入される頻度(ブレークポイント)は異なりますが、YouTubeに対してサブスクすることのメリットとしては何より広告なしになることでしょう。

特にYouTubeは他のプラットフォームと異なる点として広告そのものがひとつの番組になっていて放っておくと全く関心のない動画が20分以上垂れ流されるという謎機能があるため(正直ここに関しては違法とまでは言いませんがあまりしっくりきていません)都度スキップを押すのが面倒であれば金の力でねじ伏せるしかありません。

パソコンではほぼ関係ありませんがバックグラウンド再生ができるのもスマホやタブレットをメインに使用しているユーザーには助かります。YouTubeを閉じて他のアプリを操作することは可能ですが、裏に隠すと自動的に再生がストップしてしまうので常に画面に小さい画面(ピクチャーインピクチャー)が出た状態でないとマルチタスクができません。一時保存(オフライン再生)も可能になるので外出先のストリーミングで予想外の通信料を喰らうこともありません。

私は今のところTwitchやSpotifyやAmazonプライム(プライムビデオ)などに課金しているので正直YouTubeは無課金継続で問題ないかなと思っています。というよりこれ以上サブスクにお金をかけるのは怖いので逐次整理しないといけないなとも思っております。

Stationとライブ配信の違い

もう少し具体的に違いを明確にするためには後述のリニア配信やVODなどの形態も絡んでくるかと思ったため列挙。昔のテレビやラジオやビデオなどのように棲み分けがはっきりしていた時代と比較すると今はコンテンツの提供方法も非常に多種多様かつ複雑です。

リニア‐ティーブイ【リニアTV】
《linear televisionから》放送中・配信中の番組をリアルタイムで視聴するテレビ放送。ビデオオンデマンドなどに対し、従来からあるテレビの放送形式をいう。リニアテレビ。

kotobank.jp/word/りにあtv-3135490

アイピー‐リニアはいしん【IPリニア配信】
従来のテレビ放送の番組を、リアルタイムでIP放送により配信すること。IPリニア放送。

kotobank.jp/word/ipりにあ配信-2094690

オンデマンド‐はいしん【オンデマンド配信】
テレビ映像やラジオ音声などを、視聴者の要求に合わせて個別に配信すること。また、そのシステム。→ビデオオンデマンド

kotobank.jp/word/おんでまんど配信-3146840

アーティストによっては他の音楽ストリーミングサービス(SpotifyやAmazonミュージックなど)でもビデオを解禁しているので、サブスクしているのであれば広告なしで流しっぱなしにできますが、自身が好きなタイミングで操作したり入れ替えたりすることが可能なので今回のStation機能とは少々異なります。

この“ステーション”機能では、King Gnuの映像コンテンツが24時間リアルタイムで視聴することが可能となっており、同時接続中の他のリスナーとチャット欄にてコミュニケーションを取ることもできる。

Station機能は今のところアーティストのMVと親和性があるようです。私は勝手に有線放送(USEN)のように感じていましたが、これは商業用ではなく個人に向けてのものなので違うと思いますが操作不可の状態で24時間音楽や映像が流れっぱなしという状況が似ているなと感じたわけです。個人で再生リストを作成して自動再生にする、公式が作成した再生リストを自動再生にするといった場合は途中で停止したり他の曲に遷移することも可能なのでStation機能とは性質が異なるようです。

類似した機能にライブ配信があります。ライブ配信は基本的にOBSという配信用のソフトウェアが必要です。24時間ライブ配信であれば監視用カメラや気象用カメラを定点観測用にライブ配信しているチャンネルがあります。それらが採用している詳細な技術については私個人ではわかりませんが、ひとまず個人や小さい組織で行う場合には配信用ソフトウェアを使用してYouTubeのライブ配信に繋ぐ方法になります。

Stationから読み取る放送の役割

これは筆者の個人的な考えなので「いやそれは違う」というひとももちろんいると思いますが、私自身はテレビが主流の頃から今現在誰かの手によって放送されているという感覚が好きでテレビやラジオを付けっぱなしにしていることが多かったように今では感じています。

録画したテレビ番組やアニメや映画などをテレビで観ることももちろんありましたが、やはり当時から何となくリアタイ(←この表現はなかったはず)したいという感覚があって、深夜アニメなども翌日学校があるにも関わらず深夜2時過ぎくらいまで頑張って観てしまい翌日若干後悔するということもありました。

生放送も小さい頃はわくわくしたものです。既に終了していますが『笑っていいとも』であれば新宿東口のアルタスタジオに今この芸能人のひとたちがいるんだという実感がわいてどことなく何か同じもの(今考えれば時間)を共有しているような感覚が特に思春期の多感な時期には心の支えになるような時もありました。

そして今はそれがネット上のライブであったり配信であったり今回のStationのように形を変えながらも、ひとびとが同じ時間に同じコンテンツを共有するという事象が人間のつながりという基本的な欲求を満たしているのではないかという考察の手掛かりにもなるわけです。

昔は録画や収録ではなく放送中や生放送で観たいという欲求が、今ではアーカイブやアップロード済みの動画ではなくリアタイやチャット機能付きのライブで観たいという形に変化してきていると捉えています。

人間と"共有"について

深夜に地上波で天気予報付きのMVを観ながらだらだら勉強するのが好きでした。かなり孤独な作業にもみえますが、停波の時間になると「これはこんな遅い時間にも誰かがテレビ局にいて放送していたんだ」という実感がわいてどことなくひとりじゃないという感覚に陥ったものです。深夜ラジオなども勉強のおともの代表格で収録のものもありますがオールナイトニッポンのように通常放送が常に生放送のラジオは寂しい夜に勉学に励む学生の密かな寄り添いになったものです。もちろん番組優先になってしまい勉学が進まないことも多々。

この謎の感覚をどう説明するべきか。例えば欲求について有名なのはマズローの欲求段階説です。現代でもあくまで仮説的なもののようなのであくまで参考程度にはなりますが、生理的欲求安全の欲求といった基本的な欲求が満たされると次に人間が欲するのが所属承認といった"社会と結合している実感"の模様。

双方向コミュニケーション
two-way communication
送り手と受け手が役割を交換し,両者が相互に情報を伝達・受信できるコミュニケーションの形態をさす.従来のテレビ放送やラジオ放送に典型的に見られる.送り手(発信者)と受け手(受信者)の役割が固定された一方向的コミュニケーション(one-way communication)と対比して用いられる.対面状況における会話が示すように,双方向コミュニケーションはコミュニケーションの原基的な形態といえるが,今日この概念が多用される背景にはコンピュータと通信技術の革新がある.電子メディアを媒介にした世界規模の双方向コミュニケーションの成立は,これまでの組織,ネットワーク,個人の社会参加のあり方を根底から変革することが予測されており,その具体的なヴィジョンと問題点の把握が期待される.

(宮島,2003,p155)

学生時代から持っている社会学小辞典によると「対面状況における会話が示すように,双方向コミュニケーションはコミュニケーションの原基的な形態」とあります。つまり「対比して用いられる」一方向コミュニケーションは原基的な形態ではないという屁理屈を立てることもできますが、そうなると一方的に受信し続けるテレビやラジオなどに対し、双方向性を可能にしているインターネットの方がより原基的な形態に近付いている(原始に戻っている)という矛盾のようなものをはらんでいるとも考えられます。

Station機能の場合は一方向コミュニケーション(MVなどのコンテンツの24時間再生)にチャット欄が設けられるというUI(ユーザーインターフェース)になることによって、昭和~平成初期には家族でテレビを囲んで共有していたものが、平成後期~令和の時代にはネットワークを介したチャット機能によって共有するという新しい形になっているという実感は強くなります。

一時期よく宣伝されていたdボタン(データ放送画面を表示するボタン)も、今では画面に表示されたQRコードを読み込ませる方が多くなってしまったように感じています。リモコンには必ず付いているもののほぼ使用することもないのが現状ではありますが、当時こそはテレビを操作するという概念がなかったため革新的ではありました。私はガラケーやワンセグからのスマートフォンの爆発的な普及と重なった頃だったように記憶しているので、ちょうどネット社会に呑まれる形になってしまったようにも思いますが、技術はこういったことの繰り返しによって刷新されていくものだと思うので無駄だったとは感じていません。

地デジ化したテレビが目指した双方向をネットが先に樹立しつつある形ですが、情報やコンテンツを同軸で共有する(≒同期する)ということを可能にしたテレビという存在ももちろん軽視できるものではありません。

繰り返しになりますが「対面状況における会話が示すように,双方向コミュニケーションはコミュニケーションの原基的な形態」であるということは、対面の会話で相手を傷付けたり貶めたりするような発言は通常しない、もしくは何か理由があったとしても控えるのがコミュニケーションを可能にするルールでもあります。そのためインターネットの世界で発露する双方向コミュニケーションにおいても「原基的な形態」として一定のルールは守られなければまたコミュニティは保たれないという意味にもなります。技術の革新と人間の繋がりにおける基本的な物事は切り分けて考えなければなりません。

* * *

当ブログの常套手段でありますが、ここは思考実験の場なので特に結論はありません。昨今のインターネットは人間と人間の溝をより深めるような使い方をしているひとも多いので、そもそも何のために、そして技術者も使用者も含め先人がどのように試行錯誤して我々が常時繋がれる仕組みを構築しているのかという原点に立ち返ってみるべきだと改めて思うわけです。

みんなそれぞれたすけあう
みんななかよくおもいやり

参考引用:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』マズローの欲求段階説(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%BA%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%AC%B2%E6%B1%82%E6%AE%B5%E9%9A%8E%E8%AA%AC)2026.8.31
宮島喬(編)『岩波小辞典 社会学』岩波書店,2003

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パニック障害、不安障害と診断されたことを恥じる時もありました。こんな病気にさえならなければ自分の人生はもっときらびやかで素敵なものになったのではないかと親を責め、自分自身を責めたこともありました。月並みですが今ではこの経験が私自身を強くしているのだと感じています。そしてこれから同じような苦しみで生きづらさを抱えてしまう未来のひとたちを支え助けるのが私の生きる意味のひとつであると考えながら日々過ごしています。

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